二重に設けた通気層で
快適性と住宅性能の劣化対策。
Point 01
壁内通気
夏の暑い時期、断熱・気密性能が良いだけでは不十分。 断熱性能が高い住宅は、熱が抜けにくいのです。
その「熱ごもり」問題の解決策として壁内に空気の通り道を2ライン設けることで驚くほどに爽やかな住まいを実現します。
インナーサーキット…室内側の壁内を通る通気ライン
アウターサーキット…断熱材の外側を通る通気ライン
壁内通気により暑くなった壁内を冷ます。
室温上昇抑制効果は約2℃
壁内通気をしない工法との比較において温度上昇が2℃抑えられる結果が出ています。
冷房に頼らずにほぼ自然の力で温度を下げられれば節電にもつながります。
環境省によれば、夏にエアコンの設定温度を1℃高くすると消費電力が13%削減。冬の場合は1℃下げると消費電力を10%削減できるといわれています。
床下から空気を取り入れる
床下ダンパー
インナーサーキットに外気を取り入れる開閉式のダンパーです。
温度センサーによる自動制御でインナーサーキットへの通気・遮断の選択を行い壁内を適切な温度に調整します。
夏の蒸し暑い日。
壁の中に熱や湿気が蓄積されます。
床下ダンパーを開け、外気を取り入れ基礎の内部で冷やされた空気と共に小屋裏のファンで吸い上げることによって屋根の換気口から排熱します。
寒さの厳しい日。
冷たい外気の流入を遮断します。
ダンパーを閉じることで魔法瓶のように室内を保温します。
地熱によって冷え切らずに安定した温度の空気を室内に循環させ、高気密によって得られる高い暖房効率との相乗効果で家の中を暖かく保ちます。
Point 02
壁内の湿度を管理する
結露を防止し
木材腐朽菌の繁殖を抑える。
木材腐朽菌とは?
木材腐朽菌は木材を腐らせる菌であり、木材の主成分であるセルロース、ヘミセルロース、リグニンを分解します。繁殖すればするほど木材は腐り、建物の強度は低下してしまいます。インナーサーキットで壁内を適切に乾燥。
住宅の耐久性を向上。
壁内を通気させることで適切に乾燥した状態を維持し、内部結露を防止します。
湿気をこもらせないことで木材を劣化させる腐朽菌の繁殖を防止し、住宅の長寿命化を実現します。
Point 03
薬剤を使わない防蟻システム
シロアリを物理的に防ぐ
『ターミメッシュフォームシステム』
細かな網目の高耐久ステンレスメッシュで地中からのシロアリ侵入を防ぎます。
シロアリ頭部サイズは約1㎜
シロアリの頭部サイズより小さな網目のステンレスメッシュで物理的に侵入を阻止します。
人体の健康に配慮し
床下の空気を循環させる
多くの住宅のシロアリを防ぐ「防蟻薬剤」には人体に影響のある化学物質を含むことがあります。
床下も快適な室内空間にする必要があると考える当社の住宅ではシックハウス症候群の原因となる薬剤を使うことは好ましくありません。
ターミメッシュフォームシステムは人体に有害な化学物質を使わないため、床下から循環される空気についても安心していただけます。
その他
性能について
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